ハンガーラックに変わる移動式の木製物干し台
上の写真をごらんになってコレって物干し台?と思われた方が多いのではないでしょうか。市販の物干し台とはずいぶんと外観が異なりますから。この物干し台、名前はバーモスと申します。バーモスは物干し台の原点に立ち返りました。というのも市販されている物干し台は肝心なことを忘れているように思われるからです。あなたがものほし台に望むとしたらどんなことでしょう。 物干し竿をかけやすい台がほどよい高さにあればいい。単純にそう思われませんか? いえ本当は物干し台など不要で物干し竿さえ宙にでも浮いて使えればいいのかもしれません。まあそれは魔法をかけでもしないかぎり無理ですが。しかし物干し台の存在を気にとまらないほど身軽にすることはできると思います。バーモスのねらいはそこにあります。バーモスの特徴は木製でコンパクト、自由に移動して多目的に使えることです。あるときは物干し台であり、あるときは物干しに、あるときはハンガーラックや壁かけハンガーに変身します。そのため他の物干し台のようにデンと居座って邪魔になることがありません。右の写真はバーモスの使用していないときの姿です。2個のバーモスを合わせた大きさは高さ100センチ、幅50センチ、奥行9センチです。バーモス1個の重さは2.4キログラム。2個で5キログラム弱です。
さて、バーモスという聞きなれない品名の由来について。この名前はこの物干し台が今日のハンガーラックに相当する昔の衣桁(いこう)に変わるところから名付けられました。「衣桁」は「行こう」と発音が同じ。そしてスペイン語で「行こう」にあたるのが「バーモス」です。

 物干し台が衣桁に変わる
衣桁(いこう)とは日本の昔の家具です。着物などをかけるのに使われてれていました。屏風のように直角に開いて使う形のものは部屋の隅などにおけるので邪魔になりません。今これにあたるのはハンガーラックもしくは壁掛けハンガーです。昔の和室では鴨居と同じ高さに長押(なげし)という造作材が使われ壁掛けするには大変便利でした。しかし洋室の多くなった今日ではあまり見かけません。衣桁は洋室でも和室でもその代わりになります。壁掛け用の家具は沢山ありますが木製の衣桁は部屋によくとけこんで安らぎを感じさせるのが持ち味です。衣桁は日本の伝統が生んだハンガーラックで、すぐれた機能性と洗練された意匠性を合わせもちます。バーモスは衣桁として使う場合2個のバーモスを上下に重ねて使います。そのため高さの真ん中によこ枠が入ります。衣桁にはそれがありません。そこの違いはバーモスにとって短所でもあり長所でもあります。デザイン上の美しさの点では本物の衣桁にかないません。しかし本物の衣桁は高さ150〜170センチの一体型なので移動や収納はバーモスのほうが便利です。いずれにせよ機能は同じです。部屋の適当な場所においてハンガーラックもしくは壁掛けハンガーとして使えます。バーモスは衣桁に変わる物干し台です。また物干し台に変わる衣桁ともいえます。

 もの干し台が物干しに変わる
変わるって、最初からどっちも似たようなもんじゃないの?
ええまあ。でも物干しと物干し台には違いがあります。物干しとは洗濯物を直接かけるモノ。物干し台とは物干し竿をかけるモノ。物干しに竿はかけられません。ものほし台に洗濯物を直接かけられません。ものほしには物干し竿がなければ使えないタイプと支柱と物干し竿が一体化していてそれ自体で使えるタイプ(自己完結型物干し)があります。しかしいずれも他からもってきた物干し竿をかけるわけにいきません。逆に物干し台は他からもってきた竿をかけるための道具で洗濯物を直接干せません。どうです。相当違うでしょ。ところで物干しと物干し台は共に洗濯干しの道具です。であるなら別々に道具を用意するのではなく一緒のほうが便利だと思いませんか? 洗濯干しには三つの道具が関係しています。つまり@洗濯ものをかける竿 A竿をうける竿受けもしくは竿受け台 そしてそれを支えるB支柱です。すると自己完結型の物干しは@+Bで構成され、物干し台はA+Bで構成されていることがわかります。@+A+B全部を一緒にした道具はありませんか。バーモスがそれです。バーモスはそのためコンパクトであるのに用途が広く、洗濯干しが多くても少なくても効率よく対応できるのが特徴です。洗濯物が少ないときは物干しになり、大量の場合は物干し台に変わります。
 なおコンパクトで値段が手頃な部屋干し用の物干し台をお探しの方はジャマレスをご参考にしていただけるとうれしいです。

 バーモスの構造
バーモスは木枠2個を丁番で連結した形をしていて屏風のように開閉します。右の写真は開いた状態のバーモスです。上側のよこ枠の下側にほぼ直角に開いた状態を固定する独自のアオリ止めがついています。このアオリ止めの中央に継ぎ目がありますがそこを前から奥方向へ軽く押すとロックがかかりほぼ直角に開いた状態が固定されます。閉じる場合は逆に継ぎ目を裏側から手前に引いてロックを解きます。
バーモスは1個単独で物干しや物干し台として使えます。さらに2個を1組にすると使い方の幅が広がります。たとえば物干し台として使う場合2個のバーモスの間隔を広げたり狭くしたりして物干し竿の長さにあわせます。またバーモスを2段に重ねて背の高い洗濯物を干したり、衣桁として使えます。2段に重ねるときは付属のジョインターを使います。バーモスは2個とも同形ですのでどちらを上にしても下にしてもかまいません。

 本体は米ヒバ材
バーモスの本体はムクの米ヒバ材でできています。下は米ヒバ丸太の写真です。米ヒバは青森ヒバに似た木ですが青森ヒバより樹齢の高い天然木。北米のアラスカ州、カナダBC州が産地です。現地ではサイプレス CYPRESSまたはイエローシダー YELLOW CEDARと呼ばれています。もともと森林蓄積量が少なく毎年僅かな数量しか出材しません。成長が遅く直径30センチ程の細い木でも200年ほどの樹齢を数えます。そのため木目が緻密で年輪を数えるのが難しいほどです。色は黄色系ですがうすいクリーム色から黄色の濃い黄金色まで微妙に変化します。また青色や褐色の筋状の色合いが部分的に混じることがありますがいずれも個々の樹木の成長過程の違いによるものでムク木の特性といえるものです。水湿に強く腐りにくい高性能な木材です。この米ヒバ材を時間をかけて天然乾燥し含水率18パーセント以下まで落とした適合材のみをバーモスの本体に使いました。なお節や曲がりは木材の等級上欠点ですが物干し台として使用上問題のない限度内のものは使われています。例えば節については、1組について大きさが2センチ程度の小節合計5個または合計同程度の節およびキズまで許容されます。また曲がりについては長さの1パーセント以内なら許容です(詳しくは利用案内をご覧ください)。
仕上げは米ヒバ本来の美しさが味わえる無塗装としました。木材の生地そのままですが鉋がけしてあるので自然な光沢があります。衣類がけ用の家具としてお部屋に置いた場合、米ひばムク木のもつ自然なぬくもりを味わっていただくことができます。

 バーモスの開きかた、閉じかた
バーモスの2個の木枠を外側に広げるようにして開けます。開ききったらアオリ止めの真ん中の継ぎ目を奥側に軽く押します。これでバーモスはほぼ直角に開いてロックがかかった状態になります。一度ロックがかかると風や振動で閉じることはありません。なおアオリ止めを何回も使っているとロックがきかなくなることがあります。これはアオリ止めをよこ枠に固定しているビスのゆるみが原因です。このような場合は、ドライバーを使ってビスを締めなおすと元にもどります。
 
閉じる場合はアオリ止めの継ぎ目を裏側から手前側に引きます。すると木枠の動きを封じていたアオリ止めのロックがはずれて閉じます。簡単でしょ。

  重ねかた、切り離しかた
衣桁として使う場合や背の高い洗い物を干す場合は2個のバーモスを上下につなぎます。そのためには付属のジョインターを使います。ジョインターは2枚の板を左右2個のネジでつなぎ蝶ネジによって2枚の板の間隔を調整できる構造です。板の内側にはたて枠の厚み面をピッタリ落とし込める幅の深さ5ミリの溝が通っています。この2枚の板の溝の間に上下のたて枠を挟み2枚の板の間隔を蝶ネジで狭めることによって上下のたて枠の連結部分を圧着して連結します。
@ まず2個のバーモスを開いてアオリ止めをロックします。
A 下側になるバーモスの左右のたて枠の手前側のよこ枠から上に突き出た部分(以下連結部分と呼びます)の幅に合うようにジョインターの2枚の板の間隔を拡げて連結部分に取付けます。ジョインターについている2個の蝶ネジを軽くしめて2枚の間隔がたて枠の幅より広すぎず狭すぎないように調整します。
B 上側になるバーモスの手前側のたて枠を両手でつかんで上にあげよこ枠から下に突き出た連結部分を左右のジョインター2枚の板の溝の間に落とし込みます。つぎにジョインターの蝶ネジをしっかり締めて上下のたて枠の連結部分を圧着します。これでおしまい。奥側のたて枠はジョインターで連結されていませんがアオリ止めでたて枠の動きが封ぜられ同時に手前側のたて枠が固定されているので奥側のたて枠がずれることはありません。
   
   
バーモスを切り離すには上記Bの逆になります。ジョインターのすべての蝶ネジをゆるめ上側のたて枠を両手でつかみ真っ直ぐ上に持ち上げてジョインターから抜きとります。下のバーモスはジョインターを付けたままでも利用するのに大きな不便はありません。ジョインターをはずすのが面倒な場合はジョインターの蝶ネジを締めてジョインターを下のバーモスに固定します。

 バーモスの高さは100センチ
バーモスの高さは100センチ。他の物干し台に比べるとやや低くくなっています。物干し台があまり低いと干したものが床についてしまいます。しかし高すぎると上げるのに骨が折れます。そのへんのかね合いで100センチはほどほどの高さだと思います。この高さだと洗濯物がベランダ壁などに隠れます。バーモスの高さは腰よりやや上のあたりなので仕事が楽。洗濯ものでもなんでもモノを上に持ち上げるには力がいりますから。

 竿受けがない物干し台
バーモスには竿受けはありません。よこ枠が竿受け台になっていて竿受けを代用しています。たて枠がよこ枠より約3センチ上に飛び出ているので竿が受け台からはずれることはありません。バーモスの持ち味は配置を自由に変えて使えることです。配置が変わると竿受けの位置も当然変わります。だから自由に配置できるようにするためには竿受けの位置を固定できません。そのため竿受けのない構造となりました。竿受けはありませんがよこ枠が広い竿受け台になっています。重みのかかった竿が木の受け台に乗った状態では摩擦が働くのでバーモス本体が傾いていないかぎり竿がコロコロと転がることはありません。

 たとえばこう置く
真上からみたバーモスの配置例です。赤がバーモス、青が物干し竿です。干しものが少ない場合は竿を使わずハンガーなどを直接バーモスのよこ枠にかけます。背の高い干し物の場合には2段に重ねて高さを確保します。洗濯干しの多少にあわせて自由に配置をかえて使えます。これが市販品との大きな違いです。下はその一例を示しています。狭いスペースを使う場合から大量の洗濯物を干すために広いスペースを使う場合へと並べてみました。

 部屋干しに最適
雨の日以外にも外出するとか花粉が飛び交っているとかで洗濯物を外干しできないケースは多いです。そんなとき、バーモスには室内干しという得意技があります。バーモスはお部屋の中で洗濯干しに都合のよい広さと場所を自由自在に選んで室内干しすることができます。1個使うか2個使うか、2個のバーモスを横に置くか、重ねるか、横に置いた2個のバーモスの間隔を広げるか近づけるか、都合のつくスペースに合わせて使い方を選べます。脱水がゆるめの洗濯物や居室が使えないとき浴室をつかうという選択肢もあるでしょう。えっ、洗い場にそのスペースがない? バーモスは浴槽の広さがあれば充分です。ですから浴槽にフタをしてその上にバーモスを置く、という手もあります。

 洗濯代は節約できる?
室内干しは賃貸住宅にお住まいの方にとって特に必要性が高いのではないでしょうか。賃貸では庭を利用しずらいケースが多いですから。洗濯はできるが干す場所に困る、だからコインランドリーを利用する、という方も多いのではないでしょうか。バーモスがあればそんなことはなくなります。で洗濯代を節約できることになります。それと賃貸住宅では内装材にキズをつけることが出来ないので壁に取り付け式の物干し台や突っ張り式のものは使いづらいでしょう。バーモスは開いてポンと置くだけ。コンパクトなので引越しで移転先に持っていくのもらーく楽です。

 よく乾いたふとんで寝る
洗濯物を外に干しているときに急に雨が降ってきた。雨に濡れても洗濯物ならそんな大事にはなりません。が、布団となると大変です。布団が濡れてしまってはどうしょうもありません。かといってふとんを干さないわけにいきません。雨に濡れるリスクなしで布団を乾燥させる方法はないか。布団乾燥機を使えばいい。まあそれが普通ですがもっと手軽な方法があります。そうバーモスを使って布団を部屋干しするのです。重い布団を干場に移動するのでなく、バーモスを寝室に持ち込むだけ。バーモスを寝具の近くに置けば干すのも元にもどすのも楽々です。これなら電気代もかかりません。部屋干しは乾燥速度が遅いけれどそこは時間で埋め合わせします。みなさま普通は寝ているより起きている時間のほうが長いです。そこでふとんを使わない長い時間を利用するのです。そうすれば乾いた布団で気持ちよく寝られます。

 ここが弱点
物事には表があれば裏があり、長所があれば必ず弱点がある。万物のこの普遍則からバーモスも逃れることができません。ブローのついたガッチリした物干し台に比べるとバーモスは風に弱いです。風に対しては本体が軽いことが裏目に出ます。強風でバーモスごと飛ばされたり転倒するおそれがあります。やはり本体が重いほうが風に強いですから。で対策ですが風の強い日は外で使わない。これしかありません。これって対策ともいえませんが。ただガッチリ型の物干し台も風の強さによっては転倒したり飛ばされる危険性があるのは同じです。
2つ目の弱点は高さです。背の高い洗濯物が苦手です。たとえばシーツ。長さ方向に2つに折って竿にかけた場合、シーツの端が床についてしまうことがあります。対策はシーツを横方向に2つに折って竿にかけるかまたは2段に重ねたバーモスの上部にかけるしかありません。いずれの場合でもシーツ2〜3枚干せば手一杯になってしまいます。作業性の良い高さはバーモスの特徴ですがこの場合は弱みに変わってしまいます。

 物干し台を追い払う
物干し台はベランダの主(あるじ)のようです。多くの家でべランダは物干し台に占領されているのではないでしょうか。コンパクトな物干し台はありますが大量の洗濯物を干すのは無理。それができるのはガッチリした設置場所を固定するタイプの物干し台しかない。それなら居座られても仕方ない。そうあきらめていらっしゃいませんか?
バーモスは物干し竿を2本掛けられます。無理すれば4本まで。固定型の市販品と干せる量で勝負しても大きく負けません。であって移動が自由。設置にほとんど手間はかかりません。だから必要に応じてベランダに持ち出し、用済みになったら元へもどす。居座ることはありません。元へもどすのが面倒ならベランダの隅にちょっと移動させましょう。直角に開いたバーモスはそのまま隅っこにおさまります。格子のないラティスみたいです。物干し台を追い払えばベランダを広々と使えます。そうすればお茶を飲んだり土いじりしたりとベランダでいろいろ楽しめます。「長い間ごくろうさまでした」と今まで使っていた物干し台に言ってあげませんか。大切なベランダを取り返して生活を思いっきり楽しむために。
                        

バーモス製品仕様書
収納時外寸法(1組)mm 1000(高さ) × 495(幅) × 90(奥行)
使用時外寸法(1個)mm 1000(高さ) × 520(幅) × 520(奥行)
使用時外寸法(連結時)mm 2000(高さ) × 520(幅) × 520(奥行)
重量(1組) KG 4.8
本体材質 米ヒバムク材
仕上げ 鉋がけ無塗装 
商品形態  開梱してそのまま使用できます。組み立て不要。
生産国 日本


 バーモス取り扱い説明書
   ご使用前に
安全上のご注意 バーモスは自重が軽く、置くだけで使用する商品のため強風によって転倒したり飛ばされるおそれがあります。風が強い日は室外でのご使用をお避けください。
各部のなまえと
はたらき


たて枠 重みを支える支柱。
よこ枠 たて枠と組み合うことで枠を構成する。上側よこ枠は竿受け台になります。
木枠 2本のたて枠と2本のよこ枠を4角に組んだもの。
バーモス 2個の木枠が丁番で連結され屏風のように左右に開閉する。
アオリ止め 開いた状態を固定します。
ジョインター バーモスを上下に連結するための部品
 使いかた
 開く 「開きかた」を参照する
閉じる 閉じかた」を参照する
 重ねる 重ねかた」を参照する
 切り離す 切り離しかた」を参照する
 こんなときは
 ロックがきかない アオリ止めを多数回使っているとロックがきかなくなることがあります。これはアオリ止めをよこ枠に固定しているビスのゆるみが原因です。このような場合はドライバーを使ってビスをしめなおし、ゆるみをなくすと元にもどります。


販売再開しました。
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